消毒に塩素などが使われていないウォーターサーバーの水は、基本的に“無臭”です。

天然水も、水道水をろ過して作られた「RO水」も、雑菌やニオイの元となる物質は取り除かれていますから、衛生状態は完璧と言えます。

しかし、ネットの口コミを見ると、ウォーターサーバーの水が臭いという書き込みが、ちらほら見られます。

そこで、2年以上ウォーターサーバーを使った経験を振り返って、水が臭いと感じる9つの原因をピックアップしてみました。

衛生管理が徹底している水が、なぜ臭う?

水は無味無臭と言われることがありますが、ウォーターサーバーの場合は、種類によって味をしっかりと感じ取ることができます

味のもとは、ミネラルと酸素。

マグネシウムやカルシウム、カリウムなどが絶妙なバランスで配合されていて、なおかつ、自然の恵みである酸素が含まれていると、口に含んだ瞬間

「うまいーー!」

って声が出てしまいます。

そんな中で、ニオイを感じるのはレアケースです。

メーカーさんで衛生状態はしっかり管理していますし、サーバーの機能もどんどんアップしていますので、外部から雑菌などが侵入することも、ほとんどありません。

それにも関わらず、ネットの口コミを見ると

「ウォーターサーバーの水が臭い」

という書き込みが見られます。

これを見た私の友人も、心配になったようで

「ウォーターサーバーの申し込みを考えているだけど、臭いが発生することってあるの?」

なんて聞いてくるようになったんです。

そういえば、私もサントリー ウォーターサーバーで、こんなことがあったっけ・・・。

この一件も含めて、ウォーターサーバーの水が臭うことがあるのか、いろんな角度から考えてみることにしました。

メーカーさんにも問い合わせてみたら、意外と臭いが発生する原因が多いことに気付いたのです!

1.取水口が汚れている

ウォーターサーバーの掃除で、一番見落としがちなのが、水が出てくる取水口です。

外からは気付きにくいですが、はねた水が取水口などに付着して雑菌が繁殖し、サーバーから出てくる水に入り込むとことは、意外と多いようです。

また、手に化粧品が付いている時とか、タバコを吸った直後にレバーに触れると、強烈なニオイが移ることも考えられますね。

 

2.水の賞味期限が切れている

届いたボトルを部屋の片隅に置いておくと、古いボトルの存在を忘れることがあります。

あと、私の友人に何人かいるのですが、非常用(災害発生時に備えて)にボトルをキープしておいたのはいいけれど、いつ届いたものか分からなくなっちゃうというケース。

水は外部から菌が入らないようにパッケージングされていますが、6カ月~1年ぐらい経つと変質して腐ってゆくんです。

それを知らずに飲んでしまうと、臭いと感じるのは当然のことですね。

 

3.最初にサーバーに入れた水を捨てずに飲んだ

ウォーターサーバーの本体は、丁寧に洗浄した状態で届けられますが、内部の管やタンクには微量のゴミなどが入り込んでいる可能性があるそうです。

そのため、初めてウォーターサーバーから出す水は、飲まずに捨てなくてはなりません。

これは、説明書にも記載されていることなんですが、水のセッティングなどに夢中になると、見落としちゃうんですよね~。

 

4.体調不良で味覚や嗅覚がおかしくなっている

風邪をひくと食べ物の味が変わることがあるように、体調が悪い時は水の味がおかしいと感じることも。

また、亜鉛の摂取量が不足していると味覚異常を発生しやすいので、これが「水が臭い」という反応に変わることも考えられます。

 

5.ビニールやボトルの成分が水に移る

今回は各ウォーターサーバーの会社のサポートセンターに問い合わせてみました。

フレシャスさんです。

ニオイに関して敏感な方は、水が収納されたビニールの成分が臭いと感じる方もいるようです(フレシャスサポートセンター)

つづいては、コスモウォーターさんにも聞いてみました。

ボトルに使用しているプラスチックのニオイは、体調が悪い時などに臭気となることがございます(コスモウォーターサポートセンター)

なるほど~。

ただし、いずれのメーカーでも、健康に影響を与える素材は使っていないので、飲用としてはまったく問題ないとのこと。

 

6.ウォーターサーバーの電源を切っていた

これも、あるあるです!

長期間の旅行などで自宅を留守にする時は、ウォーターサーバーの電源を切ってしまう人がいます。

(わたしも、でした。。。)

ウォーターサーバーの水は、雑菌が繁殖しにくい温度に保たれていますし、タンクの水を使うことで常に新しい水と入れ替わるので、腐ることはありません。

しかし、電源を切ると水は常温になりますし、静止した状態が続くことで、あっという間に雑菌だらけになるんです。

水道水の場合は、殺菌作用がある塩素が含まれていますが、ウォーターサーバーの水は何も添加されていませんから、2日ほど置いただけで飲める状態ではなくなります。

ウォーターサーバーの電源は、付けっぱなしにするのが基本です。冷蔵庫と同じですね。

この情報はアクアクララさんのサイトで述べられていました。

参照元

お水は腐る? 長持ちさせる飲料水の保存方法 | アクアクララ

 

7.ミネラルの味が口に合わない

日本人が飲み慣れている水は、ミネラル成分が少ない「軟水」というタイプです。

これが、ヨーロッパの水となると、カルシウムやマグネシウムなどの含有量が一気に上がり、人によっては苦みを強く感じることも。

これが、臭いとまではいかなくても、違和感をおぼえることはありそうです。

 

8.ボトルそのものが汚れている

今は、改善されているのかもしれませんが、以前、ウォーターボトルを宅配スタッフが配送するタイプのサービスを利用していた時、プラスチックの表面に大量のホコリが付着していたことがあるんですね。

在宅時は、ボトルを手渡ししてくれるからいいのですが、留守中だと玄関先に置かれてしまうので、カバーでしっかり覆われていないと汚れるのは当然です。

外に置かれたボトルを持ち上げて、キレイに水拭きするなんて、大変ですし・・・。

(ボトルと水の重さを合わせると、12キロ以上!)

 

また、通販タイプのボトルでも、こんなことがありました。

 

結構、汚れていますよね?

この状態でサーバーに取り付けるんですから、汚れが混入しないとは言い切れません。

ウォーターサーバー本体には、雑菌の侵入を防ぐ機能がしっかり搭載されているのに、ボトルへの配慮が足りないメーカーが多いなぁ、というのが私のホンネです。

 

9.汚れがたまりやすい場所にボトルを保存している

これは、利用者(私)のミスですが。。。

ボトルは毎回、まとまった本数が届けられるので、スペア分は家の片隅に置いておかなくてはなりません。

しかし、ボトルに汚れが付かない状態にするのは、至難のワザです。

玄関先においておけば、注意していてもホコリがたまってゆきますし、雑菌も付着しているでしょう。

 

できれば、コスモウォーターさんのように、衛生状態を保てるケースを用意してほしいものです!

ちなみに、フレシャスやうるのんなどは、段ボールにボトルが入れられているので、保管状態に気を使わなくて済みます。

 

今回のまとめ

この記事を書き始めた時は、水の臭いが発生する原因なんて、2つ3つ程度だと思っていました。

でも、メーカーさんに話を聞いてみたり、自分の経験を振り返ってみたりしたら、意外や意外!

結構、ありましたね。

「水は腐りやすい飲料」

という意識を持ちながらも、下記のポイントに注意することが重要だと感じました。

注意すべきポイント

  1. ウォーターサーバーの説明書は、ちゃんと読む
  2. お手入れに手抜きはしない
  3. ボトルの保管がラクなタイプを選ぶ

衛生状態が悪化した水を飲んで、すぐに体調が悪化することはなくても、カラダに不純物が蓄積していったら、美容や健康に悪いのは言うまでもないことですもんね!

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